気づかないうちになっているかも?「栄養障害」とは

【栄養障害の主な原因】

・高齢者、脳血管障害後で麻痺がある
・癌や免疫の異常、病気、胃や小腸の手術の影響で栄養素が吸収されなかったり、消費され過ぎる
・偏食
・サプリメント等で特定の栄養素を取りすぎている

【栄養障害の症状の例】

症状は、不足や過多である栄養素によって異なりますが、一番多いのはタンパク質不足です。

1. タンパク質不足
・体重減少
・むくみ
・床擦れ等の傷の治りがよくない
・免疫の機能が落ちて感染症になりやすく治りにくい

2. ビタミン不足
・肌荒れ
・血が止まりにくい
・あざができやすい

3. 亜鉛が不足
・湿疹や脱毛
・味がわからなくなる

4. カルシウムが不足
・骨が脆くなる

5. 鉄分が不足
・貧血

栄養障害の改善と予防法

【予防法】
病気や手術後でなければ、バランスの取れた食事をしている限り栄養障害になることはありません。サプリメントや健康食品を取る場合は、特定の栄養素だけを過剰に補給しないように注意してください。

【改善】
栄養障害を改善するには、不足している栄養素をサプリメント等で補うことが必要ですが、不足している栄養素だけを補うと、かえって不足している栄養素が過剰になったり、他の栄養素が不足することがあります。バランスの取れた食事に、不足している栄養素を補給するというバランスが大切です。